打好基礎

「区民講座・中国語」の予定の日程が終了し、次に私はある有名な中国語の学校へ通うことにしました。中級クラスに半年ほど在籍したのですが、なんと最後の1ヶ月は学校に行くことなく終わってしまったんです。

今思い返してみると、平日の昼間、のんびりと外国語でも勉強してみようかというクラスの雰囲気にどうしてもなじめなかったのでしょう。しかしその時は理由がわからず、よくある挫折だと考えて中国語学習を中断することになりました。これ以降「有名な学校は長続きしない」という私のジンクスができてしまったのですが。

ともあれ、中国語を忘れられなかった私は半年ほどたった後、挫折した中国語に再挑戦すべく『ケイコとマナブ』を毎月熟読してある教室にたどりつきました。

そこは日中交流に長く携わっている年配の先生のやっている小さな教室で、仕事や勉強のため日本に滞在している中国人の先生とのマンツーマンが基本の教室でした。

担当になった先生が私の中国語の問題点を的確に把握して適切な指導をしてくださり、私の中国語学習はすっかり軌道に乗ります。それに宣伝にお金をかけず、生徒にこびを売らず「勉強したい人だけを受け入れる」というその教室が私には合っていたのかもしれません。結局札幌へ移転するまで10年以上そこでお世話になりました。

最初の教科書は中華書店発行の『新中国語 下』。そのテキストを終わり、『中国語中級会話』『トレーニング中国語』『中級中国語作文』などのほか、先生のコピーしてくれるさまざまなテキストをこなしていき、最後の2年くらいは簡単な通訳練習まですすみました。

授業は1回に1時間。時間がもったいないので、ある時から授業を録音してあとで聞き返して復習するという方法を取り入れました。使っていたのが安いレコーダーだったからというのもあるかもしれませんが、何度も聴きかえして酷使したので、1年ほどですぐにレコーダーを買い換えることになったほどです。

今でもその教室の様子は、昨日行ったばかりのようにはっきり思い出します。私の中国語の土台を作ってくれた、なつかしく、恩ある教室です。