わな

週に1度、2人の方に中国語レッスンをしています。今週は「歇后语」のことがちらっと出たので、説明のために私が一番好きなやつ“剃头挑子—一头热”を例に出したんですが、2人とも目をきらきら輝かせてノートを取って「おもしろい~」と大喜び。

おもしろいでしょ、とこっちも楽しくなっていたら、1人が「でも、こういうのを勉強し出したら、かんじんの中国語が進まなそう…」と。うーん、鋭い、そうなんです。

中国語を勉強していると、道の途中に成语とか、谚语とか、歇后语とか、尺牍とか、相声とか、いろんな楽しそうなわながしかけられてるんですよね。もちろんどれも勉強しなきゃいけないことなので、どれどれとひっかかると、あっという間にはまって抜け出せなくなってしまいそうです。

私は尺牍がとにかく超~~かっこいいと思っていて、わなにかかりたいんだけど、よくよく冷静になって考えると、中国語が相当のレベルに達していてなおかつ尺牍がすらすらというのがかっこいいのであって、大した中国語力でもないのに尺牍だけ語っちゃってるのはどうなんでしょう。

ほかの言語にもこういうわなってあるだろうと思うんですが、なんだか中国語は多すぎませんか? そして、危険すぎませんか? はまったら楽しいことがわかっているし、少しははまらないといけないのに、完全にハマルと本筋からころがり落ちるかもしれない。どうすりゃいいの。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019

コメント

タイトルとURLをコピーしました