帰国報告

ただいま~

激動の2ヵ月が終わり、雪のちらつく札幌の朝です。おにぎりが食べたい。

毎回、大会が終わって日本に戻ると頭の中がしびれたようにいつまでも大会の映像が浮かび、1週間くらいは仕事に集中できないんですが、今回はそれほどでもないです。それほど全力投球でもなかったのか、私が大会慣れしたのか、よくわかりませんが。

ここ2ヵ月間、中国語にどっぷり浸かっていたので、口は滑らかになっていますが、そのかわり話してる文は荒れに荒れています。修復に努めなければですね。

北京での収穫はまず本。ほかに武術用の棍を持って帰る必要があったので、できるだけ買わないように抑えたのですが、それでも7キロくらいにはなりました。一緒に行ったメンバーで専門的に武術研究をしている先生は、トランクいっぱいの本で、1人では持ち上げられない状態になってました。私なんて趣味の世界です。

もう1つの収穫は、足マッサージ。畜産通訳が始まったころから咳がひどく、「のどを使ってるからだ」とか「北京は空気が悪いからだ」とか思ってたんです。でも大会中、あいた時間に、ホテルの近くにあった足裏のでっかい図が看板になっている足マッサージに行ったところ、そうではなかったことが判明。

やってくれたのは40代のハデ目なおばちゃんだったのですが、私の足を触りだしてわずか10秒か20秒「最近、咳が出るでしょう」と言うではないですか。「のどがむずむずして咳がでないか」と。はいはい、その通り。おばちゃんは着凉だと言っていました。自分では感じてなくても、身体が冷えてるんだって。

咳がひどいのでこまめに水を飲んでいたんですが、おばちゃんが白湯にしなさいと言うので、翌日から早速ホテルの部屋でお湯をわかし、スタバのマイスタンブラーに入れて、冷めてもそれを飲むようにしたら、徐々に咳の回数が減ってきました。朝まで一度も咳き込まない夜もあったんですよね。すごい…おばちゃん。

感動したので、帰国前夜にももう1回行きました。おばちゃんはいなかったけど、私を覚えててくれた老板がやってくれました。全身マッサージと足マッサージで約2時間、58元。あああ…天国って、こんな感じ?

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コメント

  1. Shira より:

    おつかれさまでした!

    そうですね...。日常の天国は以外に近いところにあるのかもしれませんね。他人が自分のために何かしてくれるって、癒す効果があるなーと思います。

    セキを見抜いたマッサージ師、さすが。

  2. こつぶ より:

    お帰りなさ~い!
    ロバの疾走みてみた~い。憧れ~。
    足裏マッサージよさそうですねっ!!

  3. cowley より:

    Shiraさん
    遠い天国より近くの足マッサージ。私は美容院でもエステでも寝てしまう「癒しに飢えた女」。今度はいつ行けるでしょう。
    こつぶさん
    北京は変わったといえばものすごく変わりましたが、何も変わってないといえば何も変わってないです。ロバ。このご時世にロバ。北京に行けばすぐに見られますよ。

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