意地汚いモチベーション

やっと活動開始、学習会に顔を出した。ところが、みんな仕事が忙しくて欠席、がーん。

その代わりに参加希望者の人が見学に来てくれた。3年の留学経験があり、しかも若い! うらやましい、いや、頼もしい。参加してくれるとうれしいんだけど。

仕事や勉強しながらの自主学習会というのは、続けること、それ自体がものすごく大変だ。結局のところ、勉強というのはモチベーションの有無や強さで決まるところがあると思う。それと、私自身の経験では、ある程度お金や時間やエネルギーをかけてそれを続けていると、もったいなくてもうやめられないという状態になる。この「ぐぞー元とったる」という意地汚さも十分モチベーションになると思う。

武術でもトップ選手ほど、この意地汚いモチベーションが強い(と私は思う)。それは「トップ選手のプライド」とも言い、自分がかけてきた情熱とかこれまでに味わった挫折とか、自分にしかわからない熱さや痛さや苦しさをエネルギー源にできる能力のことだ。

そして勝てば、その意地汚さは美談になる。

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コメント

  1. Shira より:

    人に言えない(裏)理由のほうが強い動機になるというのはかなり真実だと思います。

    私も某資格試験を受験したときには
    「合格して体験記をウェブサイトに書く」
    という裏動機がありまして、そのおかげでなんとかなりました。

    中国語の学習も、取引先担当者が中国人という「表動機」の他に、「外国語も二つ目なら学習方法は最短距離で楽勝!」
    ということを証明したいという裏動機があったりします。

    でも、それほど簡単ではないことに気づきつつあるのですが...。

  2. cowley より:

    Shiraさん、こんにちは。裏理由というのは自分の実感から出ていて、自分の必要に迫られているというところが強いですね。「合格して体験記をウェブサイトに書く」というのは、もう理想的な裏理由で大拍手です!やりもやったり!
    私もつきつめると見栄っ張りなので、「ほめられたい、驚かれたい」というこきたない気持ちが続く最大の理由かもしれません。

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