『社会人のためのやりなおし経済学』

最近、経済書の翻訳をやったことと、ニュースの翻訳を再開したことで、改めて経済について勉強しなきゃなあと思い始めました。

数年前、半年間限定で、ある機関にフルタイム勤務していた頃、朝の時間を利用して経済関係の本を何冊か勉強したんですが、そのときは貿易について知りたいと思っていたので、経済の基礎についてはあまり理解できず、しかももうすっかり忘れています。

何の本を読んだらいいか、やっぱり日本経済新聞に聞いてみようとサイトを見ると、少し古いですがこんな記事を見つけました。

経済の仕組み改めて勉強 GWにすらすら読める7冊

素直にお勧めの本を読んでみました。

結論。本当にわかりやすかった!

売り文句どおり、ほとんどグラフや数式を使っていないのもさることながら、同じことが何度も何度も丁寧に説明されていて、経済の知識を持った人には回りくどく感じるかもしれませんが、私のようなド素人の頭にしみこんでくる本です。

とりあえず通読しただけですが、重要な単語には色がついているのでそれをリストアップして索引を作り、手元において必要な時に参照できるようにしておこうと思います。

あと、おまけ。説明の途中につっこみを入れる(質問をする)男の子が出てきますが、その表情とセリフがまさに私の聞きたい気持ちと内容を代弁してくれていて、めっちゃ可愛いです。

《信》

同じ時期に留学していたおじさま(定年退職後、留学に来ていた)と今でも時々連絡をとっています。近況を報告したり、サッカー談義をしたり、去年は久しぶりに会って飲みました。

そのおじさまから先日「最近中国語の勉強からは少し遠ざかっているが、昔NHKラジオ中国語講座でやっていた文学講読の《信》が懐かしく、また読みたくなった」とのメールが来ました。すでに教材を処分してしまっていたので、NHKにわざわざ問い合わせて作者と小説の出版社を調べてもらったそうです。

《信》は私も聞いていました。あの頃は講座を録音していたはずだと探すと、MDに録音したものが残っていました。

私も懐かしくなり、聴いてみると非常にいい講座です。文法面から構文を丁寧に説明し、訳しにくい言葉は「訳を工夫します」と、わかりやすい日本語にしてくれ、何より全民さんの朗読が素晴らしい。初めて見る単語もあり(見たはずだけど忘れている)、当時はわかっていたつもりだったけど、日本語訳を聴いてわかったことにしていたのかもしれません。すっかりはまり、テキストも引っ張り出して書き込みをしながら丁寧に聴いています。

これ以外にもラジオ講座の文学講読を録音したものがあり、よほど気に入っていたらしく、全部テキストも残してありました。当面、これを復習しようと思います。

『社会とは何か』

社会は発明されたものだという視点が印象的。
後半の、社会をシステムではなくプロセスとする考え方はおもしろいし一理あると思うけど、社会と国家を重ね合わせ、個人的な不満のはけ口にしている現状では高尚な考え方かもしれないと思う。
日本や中国は時代の要請、人々の欲求から「社会」を作り上げたヨーロッパとは違って、できあがった「社会」という概念をそのまま輸入した。うまく受け入れられたのだろうか、うまく消化できているのだろうか。

リフレッシュナビ

日本語入力はずっとATOKを使っています。翻訳を始めた頃、Microsoft IMEが使い物にならなかったのがきっかけです。とはいえ、使っているバージョンは2006。胡錦濤も習近平も変換できないので、さすがに新しくすることにしました。

Google IMEも評判がいいようですが、インターネットで多く入力されている単語が優先的に変換されるので、正しい使い方かどうか不安です。最近の芸能人の名前が変換されるよりも、翻訳の質に関わる正しい漢字を確実に変換してくれるほうがありがたい。あとは、ATOKの使い勝手に慣れちゃったので、よほどメリットがない限り、新しくしようという気にならないです。

導入当時ユーザー登録したかどうか記憶になかったんですが、ずっと使い続けているメインのメールアドレスを入れたら、ちゃんと登録されてました。おかげで、バージョンアップ版を買うだけですみました。

使ってみると、劇的に使いやすくなったというわけではないですが、むしろそんなに変わったらこれまでの環境がダメだったということだから、これでOK。IMEって、目立たず静かに仕事してくれればいいのです。

しかし1つだけ、ちょっといい機能がつきました。リフレッシュナビ!(多分)入力時間や打ち間違いなどから疲労の度合いを予測し、あるレベルに来ると「そろそろ休憩しませんか?」という表示が出るのです。しかも、そのアドバイスを無視して入力し続けると、しばらくしてひっそりとコーヒーカップのマークだけを表示してきます。「お忙しいようですね。無理にとは言いませんが、むしろ少し休んだ方が、結局は効率がいいと思うんですよね…」という風情。

自分で1時間ごとに休むと決めて、タイマーでもかけておけばいいようなものですが、自分で決めたことって自分で反故にしても心が痛まない。でも、他人(ATOK)から言われるアドバイスは、素直に聞こうという気になります。

私はこの機能、すっかり気に入りました。表示が出たらとにかくパソコンの前を離れて、コーヒー入れたり、レンジで温めるアイマスクを乗っけたり、夕食の準備をしたりしています。

絶対使った方がいい!とまでは言いませんが、リフレッシュナビくらいの風情で、ひっそりお勧めします。