「スタンウェイ戦争[第二版]誰が日本のピアノ音楽界をだめにしたのか」

こんなひどい本、めったに読まない。
まず文章。章立てもいい加減、主語がなくて何のことかわからない箇所がちょくちょくある。
取材姿勢。実名と仮名がごちゃ混ぜ。仮名はすぐ実名が特定できるから、むしろイジワルでやってるみたいだ。「戦争」というタイトルなのに、片側しか取材していない。
真実性。あまりにひどいのでネットで評判を調べたら、初版は裁判所に出版禁止・在庫処分命令を出されていた。この第二版でさえこの有様だから、初版はどんなにひどかったんだろう。

東京夏休み

出張のついでに1日だけ東京で遊んできました。

月曜日だったので博物館や美術館はお休み、見たい映画もあったけど間もなく札幌に来るようなので、久しぶりに歌舞伎を見ました。急に決めたのでお高い席しか残ってなく、一幕見を見ることにして、ちょっと早めに出発。9時40分頃到着するとすでに40人くらい並んでました。

以前、毎月のように通っていた頃、松竹は一幕見なんてものがあると周知する気ゼロでしたし、実際に見てるのは貧乏系の学生(どんなの?)と通のおじいちゃんばかりでしたが、今は公式サイト歌舞伎美人でも紹介しているし、今回行ってみたら若い人も外国の人もたくさん並んでいて、英語のできるスタッフが2~3人、列を整理したりシステムを説明したりしているという熱心さです。すばらしい。

でも相変わらずスタッフに「今日は雨だから、あんまり並んでないね~」なんて“通”オーラ出しまくりで話しかけているおじいちゃんもいました。渋いです。

歌舞伎に興味のある外国人って多いと思うけど、歌舞伎が目的で日本に来ているならともかく、観光コースの一部としてちょっと楽しみたいだけなら、時間が長すぎるし値段も高すぎるのが欠点。でも一幕見なら時間的にもおさいふにもちょうどいい。昔はイヤホンガイドも一幕見では借りられなかったけど、今は借りられます。COOL JAPANの代表なんだから、これくらいすべきですよね。

Exif_JPEG_PICTURE

八月納涼大歌舞伎は三部制、第一部は七之助のおちくぼ物語と巳之助・勘九郎の棒しばりでした。「私なんておじいちゃんの17代目勘三郎の舞台も見てるのよ~」なんてことを言うおばちゃん、よくいますよね。さすがに言う相手もいないし、歌舞伎座には17代目の舞台を見た人なんて山ほど来てるので、恥ずかしくて口に出しては言いませんが、自分の心の中では言いました、はい(白状)。

ちょうど私の席の後ろに外国の女性グループが座っていたんですが、おちくぼ物語が終わると「Fantastic!!」を連呼してたいそうご機嫌でした。よかったよかった。そして、こういうムードの芝居はfantasticと形容するのだと知りました。

朝ご飯をしっかり食べておいたので、お芝居が終わって2時ごろ昼食。すぐ隣の銀の塔に行きました。肉はものすご~く大好きというわけではないのですが、たまには食べます。ここのビーフシチューはほんとにほんとに絶品です。

Jpeg

雨脚が強くなったので、その後は日本橋へ。素敵なお店の多いコレド室町と丸善をぶらぶらしました。

久しぶりの東京満喫でした。また行きたい。