最近出会った単語–扮嫩,粮油,堪忧

出会った気になる単語を、ときどき書き留めておこうと思います。

扮嫩

百度百科によると、「あらゆる方法で自分を若く見せようとする人」。
若作りなら“老来俏”という単語がありますが、こちらは50代60代になってハデな服を着ていると言われちゃう悪口のイメージ。それに対して“扮嫩”は30代くらいの、まだ老けてるとはいえない世代がさらに若く見せようとしているイメージが浮かびます。
でも百度百科の説明では「定年後も若い人の着るような服とリュックにスニーカー、社会活動に参加している人」なんかも含むらしい。日本でもよく見ますね、こういう人(自分もそうか)。
中国でも日本でも、最近はみんな若くなったっていうことですね。

粮油

これは実際に私の中国語教室のあるクラスで起こったことだそうですが、この単語、小学館の中日と現代漢語詞典には記載がなく、大修館の中日大辞典第2版には「穀類からとった植物油脂」となっていますので、これらの辞書が入っている電子辞書を使っていると、この訳にしか当たりません。
しかしこれは「穀物と食用油」のこと。講談社の中日、当代漢語詞典、そして大修館の中日大辞典も第3版には、こう書いてあります。
複数の辞書を串刺しで調べていても、こんなことがあるんですね。

堪忧

NHKニュースに“前景堪忧”という形で出てきました。意味は想像がついたのですが(というかニュースの内容からそれしか考えられなかった)、「憂慮に堪える?」の形に違和感があったので辞書を調べてみました。ところが、手持ちの辞書にはどれも出ていません。
世の中には私と似たようなことを考える人がいるんですねえ。堪忧是什么意思
これを読んで納得。“”には“足以”“值得”の意味があります。私の勉強不足でした。最後には漢字にあたれ、です。
ところで調べていると、こんな記事も見つかりました。令人堪忧是什么意思? 令人堪忧有语病
これらの記事によると、語法から言って“令人堪忧”という使い方は間違い。“堪忧”自体が“值得(人们)忧虑”なので、その前に“令人”がつくはずがないのです。

アブナイ……。私なんか、“堪忧”を覚えたついでに、考えもなく使っちゃいそうです。見てよかった。

ちなみに“前景堪忧”ならばOK。さすがNHKでした。

中検に面接

ぼけーっとブックマークしているいろんなサイトを見ていたら、びっくり。
中国語検定協会の「最新情報」に

【重要なお知らせ】「平成25年度以降,準1級に二次試験(面接)をとり入れる予定です。(詳細は追ってお知らせいたします。)」

驚きました。大改革です。
来年は準1級を再受験してみようかな。

自動車のお勉強

近々、自動車関連工場の視察通訳をすることになったので、お勉強。
工場見学もいろいろ行きましたが、自動車関係は実は初めてなのです。付け焼き刃的に自動車についてわかりやすく説明した本を1冊購入。工場の様子が写真入りで紹介されてるというのが決め手になりました。

これとは別に手持ちの辞書を引っ張り出してきました。
自動車関連


まずは一番左の本の“小轿车”のページをコピー。目を通して使いそうなところにマーカーを入れたあと、お守りとして当日持って行くことにします。
次にクライアントから提供された工場の紹介パンフ(A4、3つ折り、1枚)を隅から隅まで目を通し、出てきた単語を真ん中の2冊で調べ上げる。このリストもプリントして当日持っていきます。
そして、今回の視察メンバーは技術者ではなく、いろんな会社の経営者だそうなので、生産管理関係の話が出るのではと予想し、右端の本に目を通しておくことにします。
とりあえず準備の第1段階としてはこのへんかなあ。『自動車のすべてがわかる本』と『工場管理』を読んだあと、第2段階として単語集に追加するかもしれません。

神了!

近所に古本やさんが1軒あり、1~2ヶ月に1回くらい、ふら~と立ち寄って文庫なんかを買います。今日久しぶりに行ってみると、語学テキスト(中国語、ロシア語、フランス語)が大量に出ていました。ラッキー♪
すでに持っているのも何冊かあったし、『中国語基本語ノート』『続 中国語基本語ノート』2冊セット、『中国語文法用例辞典―『現代漢語八百詞増訂本』日本語版』、『初学者も使える中国語虚詞辞典』など食指が動くものも。
さんざん迷って(というよりは眺めて楽しんで)、結局、これまで見たことがないこの本を選びました。

レジでおにいさん(とおじさんの間くらい?)に「勉強してるんですか?」と聞かれたので「ええ」と答えて、「ずいぶんたくさん出ましたね」と言うと「実はまだあるんです」とのこと。「じゃ、また見に来てみます」。次の楽しみができました。
さて、帰って見てみると、流行の口語表現の本ではありますが、表現をABC順に並べ、例文と訳がついているだけという地味~~な作り。辞書として使うか順番に読んでいく以外に使いようがないです。いいですねえ、このそっけなさ。
ところがパラパラと拾い読みしていると、ものすごい例文にあたってしまいました。曰く:

神了!溶化了的铅倒进他嘴里竟烫不坏舌头!/すげえ。とけた鉛を飲み込んでも舌がやけどなどしねえんだぞ。

なんですか、この例文。いったいどういうシチュエーションなんでしょうか。
悩んでみても、とにかく例文と訳しか書いてないので、これ以上のことは何もわかりません。でも少なくとも「神了」という表現はがっちり覚えました。ほかにもこんな例文にぶちあたらないか、引き続きめくってみます。