表敬

今日は表敬。一番いいスーツを着るしかないが、買ったときに股上浅めのパンツはイヤだと言ったらスカートになってしまったので、この寒空の中スカートである。

髪はかなり伸びたので、ここんとこ全部をいっぺんにくくるポニーテールですっきりすごしていたのだが、まさかそれでは行けない。ということで、前髪と上のほうの髪だけバレッタでとめて、後ろは流す形でごまかすことにした。

通訳の内容や出来不出来を考えるより、着るものに苦労しなきゃならないとは。

初日

帰ってくるなり仕事です。今回は5週間の長丁場。がんばろう。

と思ったら、いきなりUSBメモリを忘れた。ま、なくても仕事はできるんですけどね。持っていくつもりのものを忘れるとね、あんまり気分がよくないし。あ~あ。

再認識

ごぶさたでした。

武漢って10月末に突然寒くなるよと友だちに聞いていたんだけど、まさにそのとおり、前半3日は半そでTシャツにジャージのすそをまくってすごしていたのに、後半3日は雨が降って寒くてマフラーまいてる人もいました。上海に来たら20度だし、札幌に戻ったら8度だし。過酷でした。

たいして語るべきこともないんですが、今回通訳(中英)をやってくれた人は、今まであたった通訳の中でいちばんでしたね。

まず、声がよく通るし、はきはきしてて、英語の発音は私はどうこう言える立場にないけど、中国語の発音は「标准」で聞きやすい。そして、内容を省略しない。まあ通訳の存在を忘れて身ぶり手ぶり足ぶり腰ぶりで熱弁を振るう中国老師のしゃべりを100%訳すのはハナから無理なので、たいていの通訳はそのうち2割くらいをしゃべってお茶を濁すんだけど、今回の人はうまく内容をまとめて訳している。むぅ、タダモノではない感じ。

3~4日目くらいにその通訳が西安出身とのうわさを聞いたので、声をかけたところ、案の定、私の行っていた西安外院の出身だそうな。

なんでまた今回の通訳を担当することになったのかと思ったら、趣味で昔から武術をやっていて、その関係で武術関連の仕事についているそうだ。

武術関係者で必要に迫られて英語を勉強し、それなりのレベルになって通訳をしている(させられている)人はたくさんいるけど、専門的に勉強してきて通訳をしている人とははっきりした差があるということを再認識しました。通訳する分野の知識ももちろん必要だけど、やっぱり通訳者はことばができてナンボですね。

治療院にて

定期的なお体のケア。

こういうところによくありがちな、ベッドをカーテンで仕切っただけの治療院なので、ほかの患者さんの話が丸聞こえ。東京にいた頃は、こういうところでぺちゃくちゃしゃべる人ってあんまりいなかったけど、札幌の人は無頓着なのかなあ。

隣はおば(あ)ちゃん。東京にいる娘が2人目を生むので、出かけていって、上の子の面倒を見てきた話。「男の子だから、容赦ないのさ。おばあちゃん、あれやろう、これやろうって、いやいや、ゆるくないって。幼稚園の運動会にも行ったんだけど、プロ野球の前の○○監督の孫っていうのと、俳優の○○の娘っていうのがいて、向こうはこっちのこと知らないのに、こっちはなんか知ってる人かと思ってあいさつしちゃったんだわ。あっはっは」

その向こうはおじさん。

「これまで、ヒトってあんまり親指使わなかったでしょう。まあ、もちろん、もの持ったりするのに親指は必要なんだけど、あんまり細かいことしないっていうか。それがケータイができて、あれ、全部、親指で打ってるからさ。人間の親指って進化してんじゃないの」

うーむ。

ある意味、お体のケア以上に、社会勉強人生勉強させてもらうメリットが大きいような。