期末試験4

最後の試験は「視聴説」。教科書の練習問題から出たので難しくはなかったが、この科目も新出語を使った造句が20問くらい出た。

中国では語彙が豊富であること、文が書けることに対する評価が非常に高いと思う。写作以外の全部の科目に造句の問題が10問以上出ている。写作はもともと文を書く試験だから結局は同じだ。

ほんとうは口頭で答える問題もあったのだが、1人ずつ答えていると混乱するので結局書くことになってしまった。私としては、口頭で答えるほうが書くより苦手なので、ラッキーといえばラッキーだが、勉強のためには口頭で答えたかった気もする。

期末試験3

今日の試験は「精読」。中間テストもあったので、形式はだいたいわかっていて、対策を立てられるものもあった。

今学期の文法は複文をずっとやっていたので、文を見てどの複文の型に属するか判断する、というのは言ってみればサービス問題で、教科書を見て覚えれば全部できる問題だ。

しかし、中間にも出て今回も出す、といわれていた同義語・反意語・書面語・口頭語を答える問題はほんとに難しかった。授業でとりあげた語は記憶があったりノートに書いてあったりして書けるものもあったが、いきなり出されて「えっ!」というような語も多く、語彙力の不足を痛感する。しかもこの問題だけで50問近くあり、配点が大きい。

中間がまあまあの成績だったので、よもや不合格ということはないだろうと思うものの、ちょっと落ち込む。

暑いぞ3

昨日はまとまった雨で涼しかったのだが、今日はまた暑い。このところ連日気温が高く、寮ではみんなエアコンをかけっぱなしなのでしょっちゅうブレーカーが落ちていたのだが、昨夜ついに電気系統そのものがダメになったらしい。今日は停電で修理中だ。

エアコンはがまんするにしても、勉強机のライトが使えないのには参った。暗くてぜんぜん勉強にならない。もう期末試験が始まってるのに、どうすりゃいいんだ。

暑いうえにこのありさま。今日はみんなやけくそで寝ているか、暑さでイラついているか、勉強をあきらめて遊びに行っているか。

大学院の先生からメールが来て「西安は40度前後あるそうだけど、大丈夫?」と言ってきた。先生、大丈夫じゃありません。

饅頭

精読の授業で魯迅の「薬」を読んでいる。息子の結核を治すために人血にひたした饅頭(マントウ)を買ってくる話だ。

これを読んでから、饅頭が食べられなくなってしまった。先生は「別に赤くもないし、大丈夫だろう」と言うんだけど、食堂に行って饅頭が並んでいるのを見てあの弾力とかを思い出すとどうにもダメだ。食いしんぼうで鋼鉄の胃袋をもつと自負していたのに、情けない。もしかすると、すっかり中国にも慣れてずぶとく生活しているようでも、やっぱり精神的に不安定な部分があるのかもしれない。

記憶がはっきりしないが、随筆で「すし」というのがあった。筆者は子供のころ少し病的で、ものを食べることができなかった。母親がこのままでは死んでしまうと心配し、ある日、目の前で「お前を生んだお母さんの手だよ」と言って手を洗い、1つ1つ材料を見せながらすしを握って食べさせてくれるという内容だったと思う。そのときは「世の中いろんな人がいるんだなあ」くらいにしか思っていなかったのだが、今はその「食べられない」という感覚がよくわかる。

「薬」は確か前にも日本語訳で読んでいるはずなのだが、そのときには別に何とも思わなかった。たぶん字面をなぞっていただけだったんだろう。でも中国に来てみて日々あの饅頭を食べ、その食感や生活の中に饅頭のある風景を経験してみると、ぜんぜん違う。こういう経験をするのも勉強のうちなのか、知らないほうがよかったのかはよくわからない。

期末試験2

今日は「報刊」の試験があった。

授業は先生が新聞や雑誌の切抜きをだーっと解説していくだけで、答えさせたりすることがほとんどないので、みんなそんなに好きではない科目だった。なんとなく試験も甘く考えていたのだが、さにあらず。

西安の城壁の入場料が10元から40元にいっきに値上がりしたことについての記事を読み、語の意味を答えたり、中で使われている語を使った造句、それに内容に関する質問に記述式で答えるというもの。辞書は使ってよかったのだが、全部でA4が4枚あり、2時間たっぷりかかってしまった。

終わってから、みんな「やられた…」という感じだった。

そのまま同学2人とお昼ごはんになだれ込み、韓国人留学生がよく通っている韓国料理店で冷麺を食べた。おいしかったあ。

試験はあと2つ!