『社会人のためのやりなおし経済学』

最近、経済書の翻訳をやったことと、ニュースの翻訳を再開したことで、改めて経済について勉強しなきゃなあと思い始めました。

数年前、半年間限定で、ある機関にフルタイム勤務していた頃、朝の時間を利用して経済関係の本を何冊か勉強したんですが、そのときは貿易について知りたいと思っていたので、経済の基礎についてはあまり理解できず、しかももうすっかり忘れています。

何の本を読んだらいいか、やっぱり日本経済新聞に聞いてみようとサイトを見ると、少し古いですがこんな記事を見つけました。

経済の仕組み改めて勉強 GWにすらすら読める7冊

素直にお勧めの本を読んでみました。

結論。本当にわかりやすかった!

売り文句どおり、ほとんどグラフや数式を使っていないのもさることながら、同じことが何度も何度も丁寧に説明されていて、経済の知識を持った人には回りくどく感じるかもしれませんが、私のようなド素人の頭にしみこんでくる本です。

とりあえず通読しただけですが、重要な単語には色がついているのでそれをリストアップして索引を作り、手元において必要な時に参照できるようにしておこうと思います。

あと、おまけ。説明の途中につっこみを入れる(質問をする)男の子が出てきますが、その表情とセリフがまさに私の聞きたい気持ちと内容を代弁してくれていて、めっちゃ可愛いです。

『社会とは何か』

社会は発明されたものだという視点が印象的。
後半の、社会をシステムではなくプロセスとする考え方はおもしろいし一理あると思うけど、社会と国家を重ね合わせ、個人的な不満のはけ口にしている現状では高尚な考え方かもしれないと思う。
日本や中国は時代の要請、人々の欲求から「社会」を作り上げたヨーロッパとは違って、できあがった「社会」という概念をそのまま輸入した。うまく受け入れられたのだろうか、うまく消化できているのだろうか。

『キャスターという仕事』

クロ現についてもっと突っ込んだことが書いてあると思っていたんだけど、国谷さん個人の話がほとんどだった。目論見違いではあったけど、クロ現については、今はまだ書けないことも多いのかなとも思った。
さらっとしか書いてないけど、国谷さんの勉強量がものすごいことはよくわかる。責任感も強いし、覚悟もある。一時代を作った番組、国谷さんなくしてはありえなかった。

「ビブリア古書堂の事件簿7~栞子さんと果てない舞台~」

お休みだったので、用事をすませたついでに買って帰り、寝転がって一気読み。久しぶりに楽しい時間を過ごした。

大輔くんと栞子さん、実はこれまで世界が違うなあ、一緒になるリアリティがないなあ…と思っていた。古書に関するエピソードが抜群におもしろいのに、主人公2人の関係がピンとこないのがこの小説の欠点といえば欠点だったけど、最後の最後のクライマックスで2人の世界が1つになったと思う。

爽快感のある終わり方だった。満足。