中国語教室にときどき中国人留学生の男の子が来てくれています。先生の知り合いですが、礼儀正しくて優秀。留学生の中には自分が日本語をしゃべりたくてしょうがない子がいますが、彼は世話になっている先生の手助けをし、私たちの中国語のレベルアップのために来ているという立場をきっちり理解していて、来ると私たちには絶対に日本語を話しません。私たちの聴き取りや会話の練習相手として理想的です。
それと、なんせ若いので中国の新しいモノ、コトにくわしい。これもありがたいです。
今週は、春休みに中国へ帰省したときの話をいろいろしてくれましたが、「とにかく車が増えた」ということが話題になりました。
“单双号限行”はもう当たり前で、北京では1日にナンバープレートの末尾番号2つだけが走行できる、つまり1日に走る車の数は登録されている車の2割だけ。車のオーナーにすれば、80%は運転できないことになりますね。
以前仕事で会った中国人が「政府は庶民に“多买车,少开车”を要求している」とあきらめ顔でしたっけ。私は「こんなときにも対にして言うんだなあ」などと関係ないところで感心してましたが、当人にとっては頭が痛いことなんでしょうね。
それから話題になったのは、ナンバープレートが手に入らないこと。都市部ではさまざまなコネを探し、それなりのお礼をし、数万元払ってやっと手に入るという状況らしい。それでも手に入ればまだしも、北京では発給数を制限していて、今申請しても2年待ち(!)だそうです。
最近の中国の笑い話「地下鉄で1人が携帯を出していじり始めた。隣の人がそれを見て得意げにiphoneを出してきた。その隣の人はさらに得意げにipadを出してきた。そして、その隣の人は勝ち誇ったようにナンバープレートを出してきた」。庶民はもう自嘲するしかないんですね。
こんな話を聞けるので、彼が来るのは楽しみ。今月末は食事会をする予定です。今度は何の話が聞けるかな。
2012/05/11| 11:22 | カテゴリー:中国事情|コメント(0)
花が咲き始めました。
ipodからブログの更新ができるようにしたので、試しに散歩の写真をアップしてみます。


2012/05/06| 12:09 | カテゴリー:日常|コメント(0)
出会った気になる単語を、ときどき書き留めておこうと思います。
扮嫩
百度百科によると、「あらゆる方法で自分を若く見せようとする人」。
若作りなら“老来俏”という単語がありますが、こちらは50代60代になってハデな服を着ていると言われちゃう悪口のイメージ。それに対して“扮嫩”は30代くらいの、まだ老けてるとはいえない世代がさらに若く見せようとしているイメージが浮かびます。
でも百度百科の説明では「定年後も若い人の着るような服とリュックにスニーカー、社会活動に参加している人」なんかも含むらしい。日本でもよく見ますね、こういう人(自分もそうか)。
中国でも日本でも、最近はみんな若くなったっていうことですね。
粮油
これは実際に私の中国語教室のあるクラスで起こったことだそうですが、この単語、小学館の中日と現代漢語詞典には記載がなく、大修館の中日大辞典第2版には「穀類からとった植物油脂」となっていますので、これらの辞書が入っている電子辞書を使っていると、この訳にしか当たりません。
しかしこれは「穀物と食用油」のこと。講談社の中日、当代漢語詞典、そして大修館の中日大辞典も第3版には、こう書いてあります。
複数の辞書を串刺しで調べていても、こんなことがあるんですね。
堪忧
NHKニュースに“前景堪忧”という形で出てきました。意味は想像がついたのですが(というかニュースの内容からそれしか考えられなかった)、「憂慮に堪える?」の形に違和感があったので辞書を調べてみました。ところが、手持ちの辞書にはどれも出ていません。
世の中には私と似たようなことを考える人がいるんですねえ。堪忧是什么意思
これを読んで納得。“堪”には“足以”“值得”の意味があります。私の勉強不足でした。最後には漢字にあたれ、です。
ところで調べていると、こんな記事も見つかりました。令人堪忧是什么意思? 令人堪忧有语病
これらの記事によると、語法から言って“令人堪忧”という使い方は間違い。“堪忧”自体が“值得(人们)忧虑”なので、その前に“令人”がつくはずがないのです。
アブナイ……。私なんか、“堪忧”を覚えたついでに、考えもなく使っちゃいそうです。見てよかった。
ちなみに“前景堪忧”ならばOK。さすがNHKでした。
2012/04/24| 14:12 | カテゴリー:単語|コメント(0)
« old