お断り

映像関連の翻訳料が安いというのはよく言われていることです。字幕はまだいい方で、プロダクションノートなどの翻訳料はありえないぐらい安い。普通にやれば、確実に最低賃金以下だと思います。

私も少し依頼を受けますが、たいていは数枚でほかの仕事の合間にやれるので、せっかく依頼されたからやるかと引き受けていました。

でも先日、ある方からこう言われました。将来大きな仕事に結びつくかもしれないけど、それはいつ来るの? どうせ少量だしと思っていても、合計するとかなりの量ではないの? もしかしたら向こうは、安くてきちんと仕事してくれる人をつかまえてラッキーと思っているかもしれない。もしそうだとしたら、ずっとこのままよ。

確かにそうだ、少し考える必要があるかもしれないと思っていたところ、これまでになく「ありえない」依頼が来たのです。曰く、200ページの翻訳のチェックを中2日、2万円。

もう無理。金額もさることながら、分量が異常です。私はやる以上はちゃんとやりたいです。でもこの納期ではとてもチェックになりません。これを無理してやってクレームが来たら、私にも責任の一端があることになります。「私には責任が持てません」と断りのメールを出しました。

映像業界がふつうの翻訳業界と違う原理で翻訳料や納期を算出しているのは知っているのですが、翻訳者としてやれる仕事とやれない仕事があります。料金もそうですが、自分の仕事の質を守るという意味でも。

もう映像関係とはお別れかなと思います。

最近の中国~その2 武当山

先日はここへ行きました。

DSC_0272

十堰。湖北省です。中国語仲間や知っている中国人、約10人に聞いてみましたが、この地名を知っていたのは武漢にいたことのある1人だけでした。

空港は今年できたばかりだそうで、見たとおりすごくきれいです。

近くにはこれがあります。

DSC_0330

武当山。道教寺院があり、中国武術武当拳の発祥地、世界遺産でもあります。こうした文化的背景を利用して、国際観光都市として開発が進んでいるそうです。

DSC_0338

太極拳宗師、張三豊。普通の観光客も知っているんでしょうか。

DSC_0333

泊まったホテルはすごく高級でよかったですが、まだ観光客でにぎわっている感じではないようです。実際に山に登るともっと人がたくさん来ているのかもしれませんね。

中国ではさまざまなところで観光開発が進んでいると聞きますが、その一端を見ました。武術に関係のあるところだし、にぎわってもらいたいです。

 

雑な勉強

毎年のように腰痛ですが、今回はホントに本格的に傷めました。「手術も考えてね~」だそうです。

今手術するわけにはいかないので、だましだまし日々をすごしていますが、家にいるといきおい横になることが多くなります。というより、ほとんどゴロゴロしている。

うちはテレビのある部屋には横になれるソファやスペースがないので、つまり横になっているとテレビは見られない。しかたないので、本を読むかスマホをいじるかです。本は文庫ならいいですが、本によっては重くて持っているのが非常に疲れるので、ついついスマホで動画。そして「绅士大概一分钟」にはまりました。

山下智博

とはいえ、私はネット語にものすごく弱いので、わからない単語があるたびに動画を止め、百度で調べないと、何がおもしろいのか全然わかりません。中国語の意味を知るというより、おたく文化(でいいですか?)を知るという感じですね。

でも実はこの番組、日本語のおしゃべりの時、なかなかお目にかからない成語が中国語字幕に出てくることがあるんです。これも動画を止めて、ネットの中日辞典で調べます。なるほど…という成語が多くて感心します。この字幕って山下さんが訳してるのかな。

こんなことを数日やっているうち、せっかく調べたからもったいないと思って、調べた単語をevernoteにメモっておくようになってしまいました。

寝ころんでゲラゲラ笑いながら、スマホだけで完結するこれを中国語の勉強とは言いませんよね、きっと。でもなかなか楽しいのと、ほかにすることもないのでしばらく続きます。

 

 

最近の中国~その1 西安

もう2ヶ月たつんですね。今さらですが、西安の今!を伝える写真を少しアップします。

201603291741000

この建物はホテルから練習会場への通り道にあって、ものすごく目立つので気になっていました。「天閣」と書いてあるようなんですが、一度も開いていたことがなく、いつも人気がなく、結局何の施設なのかわかりません。建築はしたけど誰も入居しないってやつでしょうか。

DCIM0774

1980年代の写真じゃないの?と言われそうですが、間違いなく今の中国です! 変わらない…。左下の隅っこでやっているのは麻将です。(扑克のこともある)

DCIM0783

中国通の友だちにもちょっと鼻が高い刀削面。見ての通り、街中のなんでもない市場の店先で匠の技でございます。大椀8元、中椀7元の庶民の味。

今の中国…と言っても、高層ビル、高級車、iphoneばかりじゃないということですね。なんだかホッとした旅でした。

プリンタ

使っているインクジェットプリンタ、紙づまりして黒のヘッドがずれてしまい、1年近く使いものにならなくなっていました。でもカラーは印刷できるし、スキャンはできるし、黒で印刷したいものはPDFにしてセブンイレブンでプリントすればいいか~とだましだまし使ってました。正直、何を買って何を処分するかの作戦をゆっくり考えてる時間がなかったというのもあります。

でもこのGWにやっと決心を固めました。買ったのはこれ。

 

久しぶりにモノクロレーザー。私の場合、印刷するのは95%以上が文書で白黒なので、速くてランニングコストが安いこれにしました。今までのプリンタは黒がダメになってるだけでほかは使えるので、そちらは引き続き使い、モノクロコピーが必要な時は、スキャンしてそれをレーザーで印刷することにします。

ヨドバシカメラのモノクロレーザーでは一番の売れ筋だそうで、その分値段も下がっていたことと、印刷装置寿命が5年間で5万枚と明示していることが気に入りました。競合他社はそこが非公開だったんです。ポイントが思ったよりたまっていたので、7000円ほどで購入できました。

帰ってさっそくつないでみようと思ったら、なんとUSBケーブルが同梱されてませんでした。ガーン。ケーブルの1本くらいどこかにありそうだと思って探しましたが、こういう時に限って見つからないってやつなのか、ホントに余ってるのがないのか、見つかりません。今日、出かけるついでに買ってきます。

でもこれで翻訳後のチェックを黒字で見ることができる! 実はこれまで1年ほど、赤字や青字や緑字で印刷してチェックしてたんです。……うーん、何してたんだろう。さっさと買うべきでしたね。